作曲家・指揮者・ピアニストの森亮平氏と武蔵ホールがタイアップし、月に一度、YouTubeでのライブ配信コンサートを開催しています。
2020年、コロナ禍の影響によって、武蔵ホールでも公演やイベントのキャンセルが相次ぎ、経営の危機に瀕しました。
そんな中で、お客様を会場にお呼びしなくても開催できる新しい事業として、配信コンサートを模索していたところ、フルーティストの下払桐子さんが、ご自身の表現の場としての配信コンサートの企画をご提案くださいました。数ヶ月間の準備期間を経て、2021年、配信コンサートシリーズが始まりました。
2022年は、下払さんからバトンタッチした森亮平氏が音楽プロデューサーを務め、毎月一度のシリーズとして開催を続けております。2022年12月現在、このシリーズのライブ配信は22回を数えます。
配信・音響を担当しているのは「武蔵ホール進藤組」。グラフィックデザイナーの進藤一茂氏を中心に、武蔵ホールに所縁の深い音楽家などからなる制作ユニットです。
その日の出演者や内容・雰囲気によってカメラアングルやマイキングを毎回変え、他の配信とは一線を画す見どころの多い画面制作に、多くの感動の声が寄せられています。
また、コンサートを配信するだけでなく、ネットショップで資金を調達するなど、コンサート開催に関しての多角的な取り組みを行っています。
武蔵ホールでは、今後も配信コンサートに力を入れていきます。武蔵ホールの理念や運営方針に共感し、今後のホールの利益につながるような配信企画をお持ちの方は、ぜひお声がけください。一緒に価値のあるものをつくっていきましょう。機材や利用料金などで、ご協力できることがたくさんあります。