金曜コンサート　おとふる夜に

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すでにプロフェッショナルな活動をしているアーティストのための支援プロジェクトです。

ホールレンタルなどの費用を武蔵ホールが負担することで、アーティストの金銭的な負担を減らします。それと同時に、観客とアーティストが一緒に「表現や芸術の価値」について考えたり共有できたりする場をつくることを目的としています。

金曜日の夜に、［料金＝自由］（投げ銭制）のコンサートを開いてみませんか？

特に若いアーティストが自分のコンサートを開くときに、いつもついて回るのが金銭的な問題です。このプロジェクトは、この問題を少しでも軽減させることを第一の目的にしています。

加えて、料金を自由（投げ銭制）にすることで、お客様にも、コンサートの価値について考えていただく機会になればと考えています。

アーティストがつくりだす表現はもとより、ホールや観客も、コンサートという場で一緒に何か表現をすることができれば・・・という思いから企画されました。

・アーティストは「賞味期限、今。」の表現をして、
・ホールは場づくりとしての価値を表現し、
・観客は自分の感じた価値を「お金」と言う共通言語で表現する

「料金＝自由」のコンサートを開催することによって、アーティスト・お客様・ホールの三者が、コンサートの価値について一緒に考え、これまでよりもさらに緊密な関係を築く場になることを期待しています。

・ホール代 25,000円
・ピアノ使用料、照明、音響、その他付帯設備料 22,000円
・フライヤーデザイン料 20,000円
・スタッフ料 2 時間 2,400円

計 76,340円

これらの費用を武蔵ホールが負担することで、アーティストは約8万円の回収に頭を悩ませることなく、企画や演奏を練ることに集中できます。

参加費	チラシ印刷代	調律
無料	1,100円（100部まで）	18,150円（希望者のみ）

総額5万円未満	総額5万円以上
総額の3割	総額の4割

投げ銭総額の3割ないし4割がアーティストにバックされます。
ホール側の収益は、次回以降のプロジェクトのホール負担金として使用します。

武蔵ホールで平日の夜にチケット代2,000円のコンサートを開催した場合、40人の集客ですと、ピアノの調律やスタッフの手配などを含めると約1万円の赤字です。

このプロジェクトをご利用の場合、仮に40名の方が1,000円ずつ投げ銭をしてくだされば、アーティストは12,000円の黒字になります。

お客様側にとっても、その時々の自分の中での価格設定が可能なので無理なく足を運ぶことが可能です。

このプロジェクトを通して「自分のファン」をつけていただき、直接の依頼演奏や今後のコンサート集客につなげて頂ければ幸いです。

年齢、性別、学歴、国籍不問。

プロフェッショナルとして文化芸術を伝えることの出来る方。クラシック音楽に限らず、文化芸能芸術全般（ダンス、落語、朗読、ジャズ、民族音楽など）の応募が可能。ただし、当ホールの理念にそぐわないと判断された場合は不可とします。

コンサートは基本的に、金曜日 19:30〜20:30 の1時間です。（開場は19時）

月に1度になりますので、ご希望に添えない場合もございます。集客ノルマはありませんが、お客様の満足度向上のため、まずは25人以上を目標にしてください。下記お申込フォームのリンクにて「金曜コンサート出演希望」を選択の上、お問い合わせください。

私ども武蔵ホールは、最高の場を提供するだけでなく、文化芸術の収益化を含めた支援を今後とも誇りと喜びを持って続けてまいります。アーティストの創造を支援し、聴衆に価値観の再認識を促し、ホールの誇りにもなるこの企画に是非ご参加いただければと思います。